CITTA CHIARA(輝く都市)の実現を目指して、大はオーバー100mの高層ビル、小はベンチのクッションから駅前看板まで、森羅万象あらゆるものをデザインする、建築、インテリアその他諸々設計集団であるのだ。
CHIARA(キアラ)とは「明るい、清清しい」という意味のイタリア語で、CITTA CHIARAで「輝く都市」というような意味になります。
ということで、我々は都市空間や田園風景、街並をもっと豊かなものにしていきたい、それを目標に日々設計活動を行っています。
よく有識者が、TV、雑誌等で「欧米に較べて日本の都市は遅れている」「住空間が貧しい」等と批判していますが、我々は設計家で思想家ではないので難しいことはよくわかりません。
ただこの国の都市や街並がひどいとは思えないのです。東京は世界でもっとも「キラキラ」した都市だし、大阪は良い意味で世界最初のサイバーパンク都市、
我々のホームグラウンドである京都は、伝統と現在が渾然する「戦う」歴史都市だと思います。
その他にもこの国には素敵な街や風景がたくさんあります。そんな風景に建築という絵筆で絵を描き込む我々は、その絵筆で、風景や街並みが、たとえ些少であっても、さらに良くなるように、それを願って設計しています。
そして風景=空間は、都市から一つの室内まで至る所にあるわけですから、100mのビ ルであれ、戸建て住宅、家具であれ、同じ空間の中にあることは変わりません。
ですから、すべてを我々の持てる技量を尽くしてデザインさせていただいているのです。また、事務所名に個人名を冠していないのは、代表の松本は、あくまでスタッフより十数年長く設計に携わっているだけで、
スタッフ全員、自立したデザイナーであってもらいたい、その意味では松本もスタッフも提案や発想では同じスタンスで上下なくクリアな関係であろうと意識から「キアラ」という名前で活動しているのです。
- スタッフA
- 「でもCHIARAとKYARAってスペル違いますやん」
- 松本
- 「あのなあ、CHIARAってイタリア語では「キアラ」と読むけど、知らんかったら「チアラ」って読んでしまうやろ。
これでは「何でもチャラにしまっせ」みたいやないか」 - スタッフB
- 「そしたらKYARAってなんか意味あるんですか?」
- 松本
- 「KYoto Association for R. Architecturesの略、つまり「京都R指定建築集団」という意味やな」
- スタッフA
- 「え、うちの事務所って18才未満お断りなんですか?」
- 松本
- 「違うがな。だいたい、うちの事務所はしょっちゅうお施主さんの子どもさんが走り回ってるやろ。
18才未満お断りどころか1才でも来てるやないか。あのな、建築にまつわる英語にはRで始まる重要な言葉がたくさんあるのだよ。」 - スタッフB
- 「たくさんって?」
- 松本
- 「おまえ、もの知らんな。例えば「Rational」や、これは「理性的な」という意味で、近代建築ではものすごく 重要な概念である。それから「Regional」、これは「地域の」とかいう意味で、要するに建築はその場所場所 の伝統や地勢を考えないかんということやな。それから「Radical」、これは「前衛的な」ということで やっぱり、建築も時代に対して先取的でありたいということ。それから---」
- スタッフB
- 「それから?」
- 松本
- 「---------」
- スタッフA
- 「あんまりたくさん知らんのですね」
- 松本
- 「うるさい、これだけ知っとったら十分じゃ!(開き直る)」
付録)名前間違い
しかし、よく名前を間違えられます。だいたい松本のいる事務所は名前が紛らわしく、FOBの時も、焼き鳥の大吉で領収書もらったら「FBI様」と書かれていました。
キアラでも電話、領収書等やたら間違えられます。
例えば「キララ」(清涼飲料水みたいやな)「ティアラ」(化粧品かい!)「きはら」さん「あきら」さん(誰や?)。
―やれやれ。

